くろ谷 金戒光明寺
新入生の両親の体(てい)で京大正門を出ると、そこにいた不動産屋のアルバイト学生に学生アパートのパンフレットを渡されそうになるも、流石にご辞退申し上げ吉田山へ。
本宮、山蔭神社、大元宮に軽くご挨拶をして、先ずは頂上近くの茂庵をめざします。
ゆっくり歩いて十数分、茂庵に到着したものの、ついさっきフレンチのデザートとコーヒーをいただいたばかりなのでパス。神楽岡通に通じる小径を下ります。
ちょっとだけ遠回りしつつも真如堂を横目に「くろ谷 金戒光明寺」へ到着。
御影堂をお参りして、次に前回スルーしてしまった「五劫思惟阿弥陀仏」に手を合わせに向います。阿弥陀様が衆生を救わんと途轍もない長い間思惟し続けた結果、このようなヘアスタイルになられたという、とてもありがたい石の仏さまです。昨今そのユニークなお姿からメディアの露出も多く、今回の我々のようにこの仏様見たさにこのお寺に参られる観光客も多いはず。
アフロの仏様横の結構な数の石段を上り詰めると文殊の塔(三重塔)が京都市内を見下ろすようにそびえます。ここからの景色も今回の楽しみの一つでしたので、半日足らずで高低差のある結構な距離を歩いた甲斐あって、そこそこの達成感に浸ること暫し。
2020.02.23(1/2日目)