2022年7月 アーカイブ(時系列順)

荒天覚悟

7:00発 のぞみ203号 9:12京都着

2年ぶりの「真夏の京都、おっさん二人旅」。
そして3年ぶりの先祭山鉾巡行の日。
ホテルは四条烏丸交差点直近。
荷物を預けに四条烏丸西南角の地下出口からひょっこり顔を出すと、そこは山鉾巡行見物混雑のまっただ中。そして目前には鶏鉾が圧倒的な存在感を誇示しておりました。

2022.07.17(1/3日目)


大船軒 品川駅仮開業記念弁当 1,250円
東京駅 祭

洛北 鷹峯

ホテルに荷物を預けて再び四条烏丸の交差点へ、予定外ながら折角なので室町通あたりの山鉾の様子もちょっとだけ見たいなと、人の流れに任せて歩き出すも、わずか数十メートルで正に進退窮まる状態。
早々に諦めて再び四条烏丸までなんとか辿り着き、地下へ逃げ込みます。

地下鉄四条から北大路までは5駅約10分。今回最初に目指すのは北区鷹峯です。
源光庵の拝観が数年ぶりに再開されたのを機に、まだ訪れたこののない光悦寺、常照寺をまとめて見せていただこうという計画。
北大路バスターミナルから北1回りのバスで「鷹峯源光庵前」バス停まで約20分の乗車。時計は11時前、源光庵は11時まで法要中ということで、先に鷹峯街道を数十メートル上ったところ、本阿弥光悦が眠る日蓮宗寺院、光悦寺を訪問することにします。
本阿弥光悦と言えば、書は近衛信尹 、松花堂昭乗とともに寛永の三筆と称され、陶芸、蒔絵等各種工芸品にも数々の名品を残した桃山江戸初期のマルチクリエイターです。
光悦は自ら製作するだけでなく、他の異種アーティストとコラボしたり、有望な若手を育成するなど名プロデューサーとしても顕著な才能を発揮しました。そして、その功績が認められ徳川家康からここ洛北鷹峯の地を拝領して、「光悦村」と呼ばれる芸術村を展開しました。


光悦寺垣

次に「迷いの窓」「悟りの窓」でお馴染みの曹洞宗の寺院、源光庵へ

12時も過ぎて、予定より時間が押してしまったので、吉野門で有名な常照寺は次の機会へ。

2022.07.17(1/3日目)

迷走

源光庵を出て鷹峯交差点を千本通方面へバス停を探して歩き出します。ブラタモリでタモリが立ち寄った醤油屋さん、秀吉が京の周りを23kmに渡って囲った「御土居 後」を過ぎ、鷹峯街道をなおも下るもバスで来た道なのに一向にバス停がない!
ん、、やっとここで気づいた…市バスは鷹峯交差点を右折してぐるっと北山方面に回っていってしまって復路はないってこと、、降りた「鷹峯源光庵前」バス停で乗らなくちゃいけなかったのね。道路の両側には必ず対になってバス停があるって思い込み。。勉強になりました。

幸いにも数分でタクシーをゲット!ここでツレが「天一の本店でラーメン食いましょうよ!」との提案。まぁまぁ西から東への大移動ではあるが、しばらくあのコッテリとも御無沙汰でもあるし、素直に同意して北白川までゴー!

2022.07.17(1/3日目)

一乗寺から鞍馬へ

天下一品総本店から叡電「一乗寺」までは徒歩で腹ごなし。

涼を求めて目指すは鞍馬寺。北の山を見上げると黒い雲が一面を覆っていて、間違いなく雨。
展望列車「きらら」に揺られて約30分、終点鞍馬は雨間の静けさ。
鞍馬山ケーブルカーから歩いて鞍馬寺本殿金堂まではそこそこの坂と階段です。日頃運動不足のツレはここでもう限界。機嫌が悪くなってます。
宇宙のエネルギーが満ちているという金剛床でパワーを補給して帰路へ。
再び降り出した雨に授かったパワーもアッという間に削がれ、無口なおっさん二人は黙々と山を下ります。

2022.07.17(1/3日目)

鴨川四条あたり

神幸祭の行列をちょっとだけ見物して、予約しておいた鉄板焼きの居酒屋へ。
食事のあと、さて、最近メディアでよく見る鴨川を眼下に望むルーフトップのバーを冷やかしてみるかと、果敢に若者の列に並んで入店してみるも、あらゆる違和感と不快感に耐えきれずビール一杯で退散。若者は我慢強いなぁ…おっさんには無理!

2022.07.17(1/3日目)


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