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祇王寺

萌え出づるも枯るるも同じ野辺の草
いづれか秋にあはではつべき        祇王(平家物語)

遠い昔、この歌を冒頭に置いた短い手紙をもらったことがあります。
その時からここ祇王寺はなんとなく特別な存在なのです。

静寂の中、小さな庵とそれに見合った手入れの行き届いた苔の庭は、
ひたすら穏やかに安らかに心に作用します。

2019.09.16(2/2日目)

吉野窓

左の宝筐印塔が祇王、祇女、母刀自の墓 右の五輪塔は清盛公の供養塔

真言宗大覚寺派

常寂光寺

奥嵯峨の代表的な古刹です。
多くの人があの竹林の喧騒を抜けてきて、ここまで来ないのはウソです。
寺域も広く見どころも多いので、心穏やかにゆっくり見たいとてもいいお寺です。

2019.09.16(2/2日目)

大覚寺

桂離宮を出て、さて次はどこに行ったものかと思案の末、、
阪急桂駅までまた徒歩で十数分かけて戻り、嵐山線に乗って阪急嵐山へ。
渡月橋から天龍寺前あたりのぐったりするような喧騒をタクシーで一気にワープして、やってきたのは北嵯峨大覚寺。
ここまでくれば人も大分少な目。
旧嵯峨御所大覚寺門跡。嵯峨天皇が風流を極めた場所。平安時代の月夜に思いを馳せます。

2019.07.15

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宸殿の蔀戸の金具にはセミが。
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京狩野 狩野山楽の襖絵
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嵯峨天皇が造営したという広大な人工池 「大沢の池」
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渡辺始興筆 「野兎図」

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小倉山 二尊院

嵯峨に行っても割と足を運ぶ人の少ないお寺さんかもしれません。
須弥壇にはやや小ぶりのご本尊の釈迦如来(発遣の釈迦)と阿弥陀如来(来迎の阿弥陀)が並んでお立ちになる珍しいかたちです。

この日の京都の最高気温は38.9℃。午前11時前、我々が到着したのとほぼ時を一にして門前に救急車が横付けされ、熱中症と思しき若い東南アジア系の女の子が収容されていきました。大事なければ良かったのだけれど。

2018.07.15

総門
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勅使門より小倉山を望む
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  • 嵯峨天皇
  • 円仁
  • 紅葉の馬場
  • 角倉了以、阪東妻三郎、伊藤仁斎 の墓

鹿王院(仏牙寺)

嵯峨にありながら、なかなか観光客の足が向き辛いところにあるせいか、お昼前の時間帯、拝観者は我々のほか一組。
わずか徒歩10分ほどの渡月橋、天龍寺周辺の混雑からは異空間の趣。
嵐電「鹿王院」からのアクセスが一番かはちょっと疑問。

2018.04.02

山門と足利義満自筆の扁額
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長く美しいアプローチ
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やたら渋い客殿の扁額
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枯山水庭園(ここもやはり苔が気の毒な状態)
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舎利殿 多宝塔前の涅槃図
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多宝塔 仏牙舎利(お釈迦様の歯)が納められており、
毎年10月15日を「舎利会」として特別公開される。
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  • 宝幢寺 塔頭
  • 足利義満
  • 春屋妙葩

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