吉田山は舐めてはいけない
大覚寺のバスターミナルから市バス91系統で四条烏丸へ向かいます。
お昼に飲んだアルコールの酔いも手伝って、バスの絶妙な振動にウトウトしながら小一時間まったりと移動。
四条烏丸からはタクシーで京大正門前を目指します。正確には東一条通の突き当り、吉田神社の一の鳥居が目的地。
「茂庵でお茶したい!」ツレの一言で決まりです。
吉田神社本宮に新年のご挨拶して、大元宮の手前を左に折れてお菓子の神様を祀る菓祖神社に軽く手を合わせ、標高100メートルちょっとの吉田山山頂を目指します。
午後3時過ぎ、今回は待たずに入れました。席は遠く西山(?)の稜線を望むカウンターの特等席。
傾きかけた日差しの向こうに真冬の京都の空気を感じながら紅茶とシフォンケーキをいただきます。
茂庵を出て北へ、吉田山山頂の展望台を過ぎて、今出川通に通じる結構なピッチの数十段の登山道を下ります。以前にも一度下りた道だったので何も考えずに選択したルートながら、「こんなにキツかったっけ!?」「失敗したぁ!」「マムシ注意!って」とかツレとボヤキ合いながらやっとの思いで最後の一段を下りると、膝は笑うし、ふくらはぎはプルプルいってるしで、今日一日のエネルギーを完全に使い果たした感がありあり。日々明らかに衰えつつある体力を感じさせられた瞬間でした。
2022.01.09(1/2日目)