落柿舎(らくししゃ)
竹林を大河内山荘で突き当たって北(右)へ向かいます。
蓮の小倉池を過ぎ常寂光寺の山門前を東(右)に折れてほどなく、視界が広がった左手に松尾芭蕉の弟子、向井去来ゆかりの落柿舎が見えます。
半分実の落ちた柿の木が秋の空に映えて、思わず門前まで歩を進めることとなりました。
いつもは遠くから眺めるのがほとんどでしたが、近づいてみて思わぬ発見。
落柿舎の隣は、幼くして最初の賀茂斎院(斎王)となった嵯峨天皇の皇女 有智子内親王のお墓だったんですね。
2021.10.17(2/2日目)