堀川寺之内
今回の宿も四条烏丸付近。
新幹線から地下鉄烏丸線に乗り継ぐには、新幹線2階コンコースを東京方面に向います。案内板を頼りに待合室を横目に階段を下りて八条東口改札を出て左にぐるっと回り込むのが最短ルート。
ホテルに荷物を預けて、ほどなく四条烏丸バス停から市バス12番系統に乗車。20分ほどで最初の目的地最寄りの堀川寺之内バス停に到着します。
この辺りは寺町同様、豊臣秀吉の政策で市中の寺院を集めた地域で、特に法華宗の有名寺院が多いところ。
堀川通を横断して寺之内通りを東へ、先ずは通称人形寺と呼ばれる百々御所(どどのごしょ)こと宝鏡寺の閉じた表門にご挨拶。
ちなみに、代々皇女が入寺した尼門跡寺院は、宝鏡寺の他に大聖寺(三寺御所)、三時知恩寺(入江御所)、霊鑑寺(谷御所)、林丘寺(音羽御所)など。。
なお東進すると、京都の法華宗の草分けとされる妙顕寺の大門をみつけます。大門を潜り本堂に外から手を合わせて西に通り過ぎ、細い路地をなお西にこちょこちょっと行くと、今回お目当ての本法寺の仁王門の前に出ます。
本阿弥光悦、長谷川等伯ゆかりの法華宗の寺院で、両者を取り上げた時代小説には必ず登場する著名なお寺です。等伯の絵や有名なお庭などなど、拝観させていただくのを結構楽しみにしてたんですが、、無情にも「臨時休館」の張り紙。
きっとコロナ禍で拝観者も少なくて開けていられないんだろうなと、勝手に納得してバスを降りてからものの30分で再び堀川通へ。
はぁ、初っ端から予定が完全に狂った。
2021.10.16(1/2日目)